
放課後等デイサービス TekuTeku
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●住所:吉川市高久1-38-4
●TEL:048-973-7358
●FAX:048-973-7359
●ホームページへ
●メール:yosikawaaoiharu27@yahoo.co.jp
障がいを持つ就学児が地域社会に参加し、
地域の一員として生きていくことを目指す放課後デイサービス
NPO法人あおいはるが運営している放課後等デイサービスTekuTeku。平成27年4月から令和4年3月まで、けやき通り沿いにあるアパートを拠点に活動されていましたが、令和4年4月に高久の一軒家(ガソリンスタンド シェル石油の裏)にお引っ越しをされました。この一軒家の拠点をHands-on ファームと呼んでいて、ここで放課後等デイサービスTekuTekuや生活介護のらのらなどを行なっています。
大きな敷地には空き家になっていた一軒家や作物を育てることができるハウスが設置されています。一軒家の中に入ると広々とした玄関やトイレ(2ヶ所)、お風呂場、TekuTekuの子どもたちが過ごす活動スペース、多目的室などがあり、空間的にもゆとりがあるつくりとなっています。障がいを持つ子どもたちが生活していく上で必要な防音が施された医務室や視覚が過敏な子どもたちのために配慮した特別なLED照明など、障がいを持っていてもちょっとした工夫や配慮で子どもたちが楽しく生活できるような設備を採用されています。
また、お引っ越しの作業から子どもたちが一緒に作業を行なっているので、アート活動や音楽活動で使う道具や材料なども子どもたちがしっかりと収納場所を知っていて、活動を行うときに取り出しができるようになっています。また、敷地内のハウスは子どもたちがハウスの設置も行い、この拠点に愛着を持ち「自分たちの場所」という自信がもてるよう、一つ一つ工夫されているのが印象的です。
子どもたちが表現力や自己コントロール力を養い、
地域と関わりをもっていける活動を行います。
学校が終了した後、子どもたちはHands-on ファームに集まり、挨拶やトイレなどを済ました後さまざまな活動を行います。創作活動ではシールを使った作品を作ったり、お料理をしたり、とても楽しい内容となっています。また、「笑いヨガ」と呼ばれる、リズムに合せて皆で大きな声で笑ったり、ポーズをとったりするヨガを行い、子どもたちがありのままの自分を表現できるような活動を取り入れています。
また、TekuTekuでは農作業にも力をいれています。買った苗を植えて野菜を収穫するのではなく、種から育てた野菜を収穫し、収穫後またできた種を植え、循環させていくことを大切にされています。子どもたちが育てた野菜は地域で販売し、低学年から高校卒業後の就労を意識した地域との関わりを築くプログラムが組まれています。
- 放課後等デイサービスTekuTeku
- 対 象:障がい福祉サービス受給者証をお持ちの就学児
- 人 数:1日10名
- 対象エリア:吉川市、三郷市(その他の地域は応相談)
- ※利用料金、その他お気軽にお問い合わせください。
■「NPO法人あおいはる」について
主に次のようなサービスを中心に活動しています。サービスにより担当団体名が異なります。
- 1.放課後等デイサービス TekuTeku (学校終了後、療育を通して仲間と過ごします)
- 2.生活介護のらのら(ヘルパーさんとお出かけをします)
- 3.居宅支援サービス(入浴・食事・排泄の介助をご自宅でします)
- 4.一時介護事業サービス(緊急時や上記サービス以外の時)
- 5.抱っこ法によるセッション(心を支える個別支援をします)
- ※詳細についてはお問合せ下さい。

福祉の専門学校を卒業後、介護福祉士の資格をH26年に取得、障がいのある方の様々な支援をしてきた靏さん。
幅広い年齢層の方を支援していく中で、「発達には学童期の体験が重要であり、有効な療育は様々な経験を楽しいと思いチャレンジすることである。」という結論にたどり着いたそうです。
そこから更に学ばれて、ボランティアで吉川市・三郷市周辺で未就学から小学生の親子対象にイベント活動も行ってきました。一人一人が自分の気持ちを大切にできるように、出会う人たちが笑顔で自信をもって成長してもらえるように、日々の療育に関わっています。
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障がいを持った人とそうでない人…
分け隔てなく地域全体で見守り
互いに成長できるような社会に
なったら素敵ですね。
障がいを持った児童の放課後の居場所も
色々選択できるようになってきました。
地域の理解と共に
更に選択の幅も広がるといいですね。