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タイトル:吉川の子育てサポート団体

自立支援ステーション DeKiTa!!

写真画像:自立支援ステーション DeKiTa!!

一人ひとりが「自分」の役割を見つけ、自立した生活を送れるように支援しています。

吉川駅南口からすぐのビル4階にあるDeKiTaさん。2016年11月から開所しています。ワンフロアーで、小学生から高校生までみんな一緒に活動しています。広い活動スペースはすっきりと整理され、また窓も開けられないよう取っ手をはずすなど、安全面も配慮されています。自分専用の棚があり、そこには自分で設定した目標ファイルがはいっています。目標が達成できたら壁にある台紙にシールを貼っていきます。壁に並べられたシール台紙にどんどん貼っていき、シールが増えていくことが楽しみになっているようです。 DeKiTaさんは「自立支援」に力をいれています。

親御さんが心配なのはもちろん今の生活もありますが、やはり将来の「自立」です。その「自立」ができるように、個人のレベルに合わせたカリキュラムが組まれています。学校とも連携をとり、学校での対応と差のないような指導方法を考えたり、親御さんとも面談をかかさず三者一体で子どもたちを支えていけるようにしているそうです。 通所するには、まず体験をしてもらっています。本人が「行きたい!」と思うことが大切だからです。

本人の「やりたい」という気持ちこそが自立への一歩と考え、「できる」までサポートし、「できた!」という声が聞こえてくるのが一番うれしいですね!

DeKiTaの活動

本人が自立していくためのカリキュラムを毎週テーマを決め個人に合わせ組んでいます。

まず、ここでは送迎をしません。「電車」や「バス」などの公共機関を使って通所してもらいます。それも「自立」への一歩!バスや電車の乗り方を学び、また電車やバスが遅延したときは、どうすればいいかを判断させ、また自分で連絡をしてもらいます。もちろん個人のレベルや年齢に合わせ親御さんと一緒に通ったり、 送ってもらったりもしています。「家をでました」「DeKiTaをでました」などの連絡は必ず取りあい安全に登所、帰宅できるようにも配慮されています。親御さんからも「行動範囲が広がった!」とうれしい声も。

来所してから、毎回のルーティン活動で、音読や数字タッチをしています。数字タッチは毎回記録を取りモチベーションをあげています。みんなワイワイ言いながら楽しんでやっています。すごい早いお兄ちゃんは「神!」と呼ばれていたり。でもこれは自分との戦い。「今日は〇秒早くなった!」比較はしません。

また黙想を1分間行います。黙想は自分の気持ちを静めたり、色々考えたりするのに大切な役割をもっています。なかなか最初はできなかった子どもたちもできるようになるそうです。

毎週生活機能訓練や聞く力、ワーキングメモリーなどカリキュラムを決めているのは、週に1回しか通所しない人も受けられるように、また毎日来ている子どもも飽きないように毎日違う内容で行っているようです。

特に毎月必ずSST(ソーシャルスキルトレーニング)を取り入れ、コミュニケーション能力を養います。参加型にし、いろんな意見を自分から発信できるようにするためだそうです。まずはコミュニケーションから!一番力を入れているところです。

自分の棚の掃除や整理もトレーニングの一つ。とてもきれいに整理されていました。また、食育も自立のための一つのツールと考え、「お好み焼きパーティー」などを開き、ここでは通所者さん以外にも門戸を広げ、色々な人とコミュニケーションがとれる場として食育と併せて活用しています。

自らがやることによって自信がつき、自立への一歩が踏み出します。子どもの成長を見れたり、DeKiTaに来るのが楽しい!DeKiTaに通うようになってできるようになったよ!そんな子どもたちの声を聞けることが、なんといってもスタッフ全員の喜びだそうです。

利用について

対 象 通所受給者証をお持ちか通所受給者証の交付を受ける予定の小学生・中学生・高校生を主な対象者とする。
人 数 1日10名
対象エリア 吉川市、越谷市、三郷市、春日部市、草加市、さいたま市、川口市、八潮市、松伏町など(送迎なし)
利用可能日 月~金 (土日、祝祭日、お盆、年末年始やお休み)
営業時間 10時~19時(一人当たり約90分が目安)
サービス提供時間 平日16時半~18時

一人で来てもわかるように、4階にはDeKiTa印

写真画像:エレベーター内の目印

きれいに整理された活動部屋。活動時にはマットを引きます。広々と使えドッジボールをして遊ぶことも。

写真画像:室内

数字タッチは大人でも難しい。。

写真画像:数字タッチゲーム

元気で明るいスタッフの皆さん。子どもの成長が楽しみです!

写真画像:スタッフ

よしよしねっとスタッフのレポート

障がいを持った人とそうでない人…分け隔てなく地域全体で見守り互いに成長できるような社会になったら素敵ですね。障がいを持った児童の放課後の居場所も色々選択できるようになってきました。地域の理解と共に更に選択の幅も広がるといいですね。

写真画像:玄関に飾っている子どものアート作品
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